1円スマホを買ってみた!なぜ、OCNセールの端末セットは安いの?

1円スマホを買ってみた!なぜ、OCNセールの端末セットは安いの?

OCNモバイルONEのセールで1円スマホを買ってみました。

 

買ったのは、文字が大きくて見やすいシンプルモードがある富士通の「arrows M05」(アローズ エムゼロゴ)です。

 

富士通 arrows M05

 

1円スマホと言うと、売れ残り機種の在庫一掃かな…という気もしますが、「arrows M05」のメーカーは、日本企業の富士通だし、今現在も、3万円〜4万円で売られている機種です。

 

セールとは言え、OCNモバイルONEでは、なぜ、ここまで安く売れるのでしょうか。

 

この記事では、OCNのスマホセットが安い仕組みを掘り下げてみました。

 

 

OCNモバイルONEのスマホ1円セール

NTTコミュニケーションズが運営するOCNモバイルONEでは…

 

  • 音声SIMプランの新コースに加入して、
  • スマホ本体をセットで購入すると、

 

スマホ本体の価格が大幅に安くなるセールを、不定期でやっています。

 

 

最安値は1円で、今回買った「arrows M05」をはじめ、セールのたびに、1円スマホが何機種か登場しています。

 

今まで、OCNのセールで販売された1円スマホだと、モトローラ、OPPO、ASUSなどの海外メーカーの端末より、国産メーカーの端末の方が、売り切れになってしまう確率が高いようです。

 

私が、「arrows M05」を買った時も、セール初日で、黒が売り切れになり、仕方なく白を注文しました。

 

2021年12月9日〜2012年12月24日までもセール開催中!

 

モトローラや、オッポ、シャープの最新機種などが、特価で販売されています。

  • moto g30 1円
  • AQUOS sense4 6,600円
  • AQUOS sense5G 16,200円
  • AQUOS sense6 20,000円
  • OPPO A55s 5G 13,000円

 

1円スマホの仕組み なぜ安いの?

ドコモ、au、楽天、ビッグカメラ、ヨドバシカメラなどなど…1円端末を販売する思惑や仕組みは、各社によって違いますが、

 

OCNモバイルONEの1円スマホの場合は、もともと、端末を売って利益を取ろうとは思っていないからのようです。

 

OCNモバイルONEのスマホ販売主体は「gooSimseller」になっていて、NTTコミュニケーションズのグループ会社「NTTレゾナント」が担当しています。

 

1円スマホが安い仕組み

 

NTTレゾナンドは、ポータルサイト「goo」を運営する会社です。

 

なので、スマホ販売で利益を取らなくても、ポータルサイト「goo」を知ってもらえればいい、と考えており、その全体の戦略の中で、1円スマホも登場して来ています。

 

端末の販売では、利益がないとしても「gooを知ってもらえれば、メリットはある」というわけですね。

 

逆に、OCNモバイルONEを運営するNTTコミュニケーションズの側からみれば、音声SIMプランに加入して、セットで端末を購入する時のみ、スマホ本体の値段を安くすることで、OCNモバイルONEの会員拡大が狙えます。

 

スマホ本体を安く売れるNTTレゾナントに、端末の販売部分を任せることは、NTTコミュニケーションズ側にとってもメリットがあるというわけです。

 

さらに、もともと、NTTレゾナントは、IT機器の物販サイト「NTT-X Store」を運営しているので、物を仕入れて売る、というノウハウがあります。

 

そのノウハウを活かして「gooSimseller」では、スマホ本体を、メーカーから直で仕入れたり、ツテのある卸売業者から仕入れたりしているようです。

 

そんな背景もあるので、セールになると、1円スマホはもちろん、ハイエンド機も他と比べて安い価格で販売されています。

 

 

仕入れルートのあるNTTレゾナントが運営しているからか、「gooSimseller」では、格安SIMのセットスマホとしては珍しい中古の iPhoneの取り扱いもあります。

 

1円スマホを、すぐに解約したらどうなる?

OCNモバイルONEの1円スマホは、セール期間中に、音声SIMプランの新コースへの加入して、値段設定が1円のスマホをセットで買うと、本体価格が1円になるという仕組みです。

 

では、音声SIMプランの新コースを契約後、即解約したら、どうなるでしょうか。

 

OCNモバイルONEの音声SIMプランは、以前は、加入したプランを半年以内にやめると「解約違約金」がかかっていたのですが、

 

2019年11月20日以降、音声SIMプランの新コースでは、最低利用期間が無くなっているので、即解約でも、解約違約金がかからないようになっています。

 

ただし、初月で解約したとしても…

  • 1ヶ月分の月額利用料金
  • 契約事務手数料
  • simカード手配料

などはかかります。(合計で、5,000円ぐらい)

 

それでも、スマホ本体が1円であれば、お得のようにも感じますが、即解約は、NTTのブラックリストに入り、その後、NTT関係の会社と契約が出来なくなってしまうかもしれないので、全くおすすめしません。

 

ブラックリストに入らない最低利用期間は、明確にされていませんが、以前の最低利用期間が6ヶ月だったことを考えると、少なくとも、半年間は継続した方が良さそうです。

 

そんなわけで、即解約は、おすすめじゃないものの、メイン回線やサブ回線で、継続して使っていく回線を探しているなら、スマホ本体が安く手に入るので、OCNのセールは、めちゃめちゃおすすめです。

 

富士通の「arrows M05」は、スマホ初心者でも使いやすいシンプルモードが搭載されている機種でした。

 

らくらくスマホほどではないものの、シンプルモードに切り替えると、字が大きくなったり、画面がシンプルになったりするので、スマホが初めての両親や子供が使う機種としても良いかな…と思いました。

 

Rakuten Hand 5G が1円キャンペーン中(楽天モバイル)

OCNモバイルONEのセールでは、端末料金が1円になることがありますが、楽天モバイルでは、ポイント還元によって、実質1円で買える機種が登場することがあります。

 

今現在は、「Rakuten Hand 5G」が、実質1円で買えるポイント還元キャンペーン中です。

 

 

Rakuten Hand 5G

 

 

 

キャンペーンページに「Rakuten Hand 5G」が無かったり、実質1円じゃなかったりした場合は、すでに「Rakuten Hand 5G」のキャンペーンが終了しています。

 

ポイント還元キャンペーンは、新規でも、MNPによる乗り換えでも大丈夫です。

 

ただし、初期設定をしたら、楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」をインストールして、10秒以上の通話が必要です。

 

「Rakuten Hand 5G」でのポイント還元は、「Rakuten Link」で10秒以上会話があった月の翌々月の末頃に期間限定の楽天ポイントとして還元されます。