携帯の電話番号を、以下のフォームに入力すると、その番号が初めて発行されたキャリアを調べることが出来ます。
調べたい電話番号の上3桁を、090、080、070から選んで下さい。
「090」か「080」か「070」のいずれかを選択して下さい
残りの8桁の電話番号を「-」なしの半角数字で入力して下さい。
入力が終わったら「キャリアを調べる」のボタンを押して下さい。
下8桁の電話番号の入力エラーです。
※総務省で公開されている 電気通信番号指定状況 のデータからキャリアを判定しています。
※元データは、2024年(令和6年)9月1日現在のデータです。
調べられるのは、その電話番号が、初発行されたキャリア(携帯電話会社)です。
携帯の電話番号は、2006年、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の導入により、番号を変えずに、キャリアを乗り換えることが可能になっています。
なので、電話番号を取得した人が、MNPで、キャリアを乗り換えている場合、今現在のキャリアは、初発行キャリアとは違っている可能性があります。
携帯の電話番号は、総務省より、使っていい電話番号を各キャリアに割り当てられています。
各キャリアへの電話番号の割り当ては、総務省のサイトで公開されているので…
キャリアとは、厳密には、「電気通信事業者」の総称ですが、ここでは、「通信設備を保有している携帯電話会社」の意味で使っています。
以前は、3大キャリアなどと言われていましたが、2020年4月より、楽天モバイルも加わり、現在は、以下の4大キャリアとなっています。
au沖縄セルラーは、DDIセルラーグループが、KDDIに統合される際、地域企業として残りました。
そのため、携帯の電話番号も、総務省より、KDDIと別個に割り当てられています。
携帯の電話番号は、090か、080か、070からはじまる11桁の数字ですが、総務省では、以下のように、Aからはじまるアルファベットで表記されることがあります。
0AB - CDE - FGHJK
携帯の電話番号の表記は、通常、「3桁 - 4桁 - 4桁」ですが、この表記方法では、「3桁 - 3桁 - 5桁」 になっています。
そして、総務省による電話番号の振り分けは、最初の3桁と、次の3桁まで指定した単位で振り分けられます。
CDEの3桁は、キャリアごとに指定されるので、事業者認識コードとも呼ばれています。
CDE以下を見てみると、「F〜K」までは、5桁なので、キャリア指定がされる最低単位は、1万回線(1万番号)ということになります。
なお、携帯番号の上3桁を除く、「C〜K」までは、8桁なので、仮に、全部キャリアに割り当てられたとすると、1000万回線になります。
しかしながら、事業者認識コードの「Cが0番台」の電話番号は、基本的に、キャリアへの割り当てがありません。
なので、「Cが0番台」の電話番号、100万回線を除くと、キャリアに割り当て可能な電話番号は、090、080、070ごとに、900万回線ずつになります。
以下に、2022年1月現在で、すでに、割り当てが終了している分の電話番号のキャリア指定を表にまとめました。
電話番号別の初発行キャリアは、以下の表からも調べることが出来ます。
090からはじまる電話番号は、900万回線分のキャリアへの割り当てが終了しています。
090電話番号の割り当て数は、ドコモが一番多く、510万回線、次いで、KDDI(au)が231万回線、そして、ソフトバンクが153万回線になっています。
電話番号 | 割当キャリア |
---|---|
090-1000-0000 〜 090-1099-9999 |
NTTドコモ |
090-1100-0000 〜 090-1109-9999 |
KDDI(au) |
090-1110-0000 〜 090-1129-9999 |
NTTドコモ |
090-1130-0000 〜 090-1299-9999 |
KDDI(au) |
090-1300-0000 〜 090-1399-9999 |
ソフトバンク |
090-1400-0000 〜 090-1699-9999 |
NTTドコモ |
090-1700-0000 〜 090-1799-9999 |
ソフトバンク |
090-1800-0000 〜 090-1939-9999 |
KDDI(au) |
090-1940-0000 〜 090-1949-9999 |
沖縄セルラー |
090-1950-0000 〜 090-1979-9999 |
KDDI(au) |
090-1980-0000 〜 090-1999-9999 |
NTTドコモ |
090-2000-0000 〜 090-2099-9999 |
KDDI(au) |
090-2100-0000 〜 090-2799-9999 |
NTTドコモ |
090-2800-0000 〜 090-2899-9999 |
ソフトバンク |
090-2900-0000 〜 090-2919-9999 |
KDDI(au) |
090-2920-0000 〜 090-2929-9999 |
ソフトバンク |
090-2930-0000 〜 090-2949-9999 |
KDDI(au) |
090-2950-0000 〜 090-2999-9999 |
ソフトバンク |
090-3000-0000 〜 090-3409-9999 |
NTTドコモ |
090-3410-0000 〜 090-3429-9999 |
ソフトバンク |
090-3430-0000 〜 090-3459-9999 |
KDDI(au) |
090-3460-0000 〜 090-3499-9999 |
NTTドコモ |
090-3500-0000 〜 090-3789-9999 |
KDDI(au) |
090-3790-0000 〜 090-3799-9999 |
沖縄セルラー |
090-3800-0000 〜 090-3899-9999 |
KDDI(au) |
090-3900-0000 〜 090-3979-9999 |
ソフトバンク |
090-3980-0000 〜 090-3999-9999 |
KDDI(au) |
090-4000-0000 〜 090-4099-9999 |
NTTドコモ |
090-4100-0000 〜 090-4109-9999 |
ソフトバンク |
090-4110-0000 〜 090-4149-9999 |
NTTドコモ |
090-4150-0000 〜 090-4259-9999 |
KDDI(au) |
090-4260-0000 〜 090-4299-9999 |
ソフトバンク |
090-4300-0000 〜 090-4399-9999 |
NTTドコモ |
090-4400-0000 〜 090-4469-9999 |
KDDI(au) |
090-4470-0000 〜 090-4479-9999 |
沖縄セルラー |
090-4480-0000 〜 090-4499-9999 |
KDDI(au) |
090-4500-0000 〜 090-5999-9999 |
NTTドコモ |
090-6000-0000 〜 090-6099-9999 |
ソフトバンク |
090-6100-0000 〜 090-6399-9999 |
KDDI(au) |
090-6400-0000 〜 090-6689-9999 |
ソフトバンク |
090-6690-0000 〜 090-6699-9999 |
NTTドコモ |
090-6700-0000 〜 090-6759-9999 |
KDDI(au) |
090-6760-0000 〜 090-6829-9999 |
NTTドコモ |
090-6830-0000 〜 090-6839-9999 |
KDDI(au) |
090-6840-0000 〜 090-6849-9999 |
NTTドコモ |
090-6850-0000 〜 090-6859-9999 |
KDDI(au) |
090-6860-0000 〜 090-6869-9999 |
沖縄セルラー |
090-6870-0000 〜 090-6879-9999 |
KDDI(au) |
090-6880-0000 〜 090-7499-9999 |
NTTドコモ |
090-7500-0000 〜 090-7599-9999 |
KDDI(au) |
090-7600-0000 〜 090-8039-9999 |
NTTドコモ |
090-8040-0000 〜 090-8069-9999 |
KDDI(au) |
090-8070-0000 〜 090-8079-9999 |
ソフトバンク |
090-8080-0000 〜 090-8089-9999 |
KDDI(au) |
090-8090-0000 〜 090-8099-9999 |
ソフトバンク |
090-8100-0000 〜 090-8289-9999 |
KDDI(au) |
090-8290-0000 〜 090-8299-9999 |
沖縄セルラー |
090-8300-0000 〜 090-8339-9999 |
KDDI(au) |
090-8340-0000 〜 090-8359-9999 |
ソフトバンク |
090-8360-0000 〜 090-8399-9999 |
KDDI(au) |
090-8400-0000 〜 090-8409-9999 |
ソフトバンク |
090-8410-0000 〜 090-8429-9999 |
NTTドコモ |
090-8430-0000 〜 090-8449-9999 |
KDDI(au) |
090-8450-0000 〜 090-8569-9999 |
ソフトバンク |
090-8570-0000 〜 090-8599-9999 |
NTTドコモ |
090-8600-0000 〜 090-8629-9999 |
ソフトバンク |
090-8630-0000 〜 090-9099-9999 |
NTTドコモ |
090-9100-0000 〜 090-9199-9999 |
ソフトバンク |
090-9200-0000 〜 090-9399-9999 |
KDDI(au) |
090-9400-0000 〜 090-9499-9999 |
ソフトバンク |
090-9500-0000 〜 090-9599-9999 |
NTTドコモ |
090-9600-0000 〜 090-9649-9999 |
KDDI(au) |
090-9650-0000 〜 090-9659-9999 |
ソフトバンク |
090-9660-0000 〜 090-9679-9999 |
KDDI(au) |
090-9680-0000 〜 090-9699-9999 |
ソフトバンク |
090-9700-0000 〜 090-9779-9999 |
KDDI(au) |
090-9780-0000 〜 090-9789-9999 |
沖縄セルラー |
090-9790-0000 〜 090-9799-9999 |
KDDI(au) |
090-9800-0000 〜 090-9999-9999 |
ソフトバンク |
080からはじまる電話番号も、900万回線分のキャリアへの割り当てが終了しています。
090電話番号の割り当て数は、ドコモとソフトバンクが同じくらいで、それぞれ、360万回線と310万回線。
そして、KDDI(au)への割り当て数が、227万回線になっています。
電話番号 | 割当キャリア |
---|---|
080-1000-0000 〜 080-2999-9999 |
NTTドコモ |
080-3000-0000 〜 080-4999-9999 |
ソフトバンク |
080-5000-0000 〜 080-6479-9999 |
KDDI |
080-6480-0000 〜 080-6499-9999 |
沖縄セルラー |
080-6500-0000 〜 080-6999-9999 |
KDDI |
080-7000-0000 〜 080-7699-9999 |
ソフトバンク |
080-7700-0000 〜 080-8999-9999 |
NTTドコモ |
080-9000-0000 〜 080-9099-9999 |
KDDI |
080-9100-0000 〜 080-9199-9999 |
ソフトバンク |
080-9200-0000 〜 080-9299-9999 |
NTTドコモ |
080-9300-0000 〜 080-9399-9999 |
KDDI |
080-9400-0000 〜 080-9499-9999 |
ソフトバンク |
080-9500-0000 〜 080-9599-9999 |
NTTドコモ |
080-9600-0000 〜 080-9799-9999 |
ソフトバンク |
080-9800-0000 〜 080-9849-9999 |
KDDI |
080-9850-0000 〜 080-9859-9999 |
沖縄セルラー |
080-9860-0000 〜 080-9899-9999 |
KDDI |
080-9900-0000 〜 080-9999-9999 |
NTTドコモ |
070からはじまる電話番号は、847万回線分で、キャリアへの割り当てが終了しています。
070電話番号では、KDDIへの割り当て数が、いちばん多くなっています。
また、070電話番号になって、初めて楽天モバイルが登場し、100万回線は、楽天モバイルに割り当てられています。
090や、080と同じく、900万回線割り当てる予定だとすると、残り、53万回線が、まだ、未指定になっています。
※赤字は、2023年(令和5年)7月1日から、2024年(令和6年)97月1日にかけて、追加割り当てになった分です。
電話番号 | 割当キャリア |
---|---|
070-1000-0000 〜 070-1099-9999 |
NTTドコモ |
070-1100-0000 〜 070-1999-9999 |
ソフトバンク |
070-2000-0000 〜 070-2499-9999 |
KDDI |
070-2500-0000 〜 070-2509-9999 |
ソフトバンク |
070-2510-0000 〜 070-2599-9999 |
KDDI |
070-2600-0000 〜 070-3099-9999 |
NTTドコモ |
070-3100-0000 〜 070-3419-9999 |
ソフトバンク |
070-3420-0000 〜 070-3499-9999 |
KDDI |
070-3500-0000 〜 070-3799-9999 |
KDDI |
070-3800-0000 〜 070-3809-9999 |
沖縄セルラー |
070-3810-0000 〜 070-3899-9999 |
KDDI |
070-3900-0000 〜 070-4499-9999 |
NTTドコモ |
070-4500-0000 〜 070-4799-9999 |
KDDI |
070-4800-0000 〜 070-4999-9999 |
NTTドコモ |
070-5010-0000 〜 070-5699-9999 |
ソフトバンク |
070-5700-0000 〜 070-5799-9999 |
KDDI |
070-5810-0000 〜 070-5819-9999 |
ソフトバンク |
070-5820-0000 〜 070-5899-9999 |
KDDI |
070-5900-0000 〜 070-5999-9999 |
KDDI |
070-6000-0000 〜 070-6099-9999 |
KDDI |
070-6100-0000 〜 070-6369-9999 |
ソフトバンク |
070-6400-0000 〜 070-6699-9999 |
ソフトバンク |
070-6700-0000 〜 070-6799-9999 |
KDDI |
070-6800-0000 〜 070-6859-9999 |
ソフトバンク |
070-6900-0000 〜 070-6999-9999 |
ソフトバンク |
070-7000-0000 〜 070-7399-9999 |
NTTドコモ |
070-7400-0000 〜 070-7799-9999 |
KDDI |
070-7800-0000 〜 070-8009-9999 |
NTTドコモ |
070-8010-0000 〜 070-8139-9999 |
NTTドコモ |
070-8170-0000 〜 070-8299-9999 |
KDDI |
070-8300-0000 〜 070-8599-9999 |
楽天モバイル |
070-8600-0000 〜 070-8899-9999 |
KDDI |
070-8900-0000 〜 070-9389-9999 |
楽天モバイル |
070-9390-0000 〜 070-9599-9999 |
楽天モバイル |
090回線、080回線、070回線のキャリアへの割り当て数を、グラフでまとめて見てみると、以下のようになっています。
NTTドコモに割り当てられた回線が一番多く、1千万回線以上、ついで、ソフトバンクが729万回線、KDDIが725万回線になっています。
楽天モバイルは、070からはじまる電話番号を、100万回線しか割り当てられていませんが、他社からの乗り換えが多いからか、保有している回線数は、2024年の6月に、700万回線を突破しています。
070かはじまる電話番号のキャリア指定も終わりつつあるので、060からはじまる電話番号の導入も検討され始めています。
例えば、総務大臣からの「デジタル社会における多様なサービスの創出に向けた電気通信番号制度の在り方」への答申(案)として、第59回電気通信事業政策部会では、報告書がまとめられています。
報告書では、060の電話番号の開放時期について、
「引き続き需要を注視していく必要はあるものの、すぐにでも、電話番号が足りなくなるような状況にもない」
ので、まだ、060の電話番号の導入時期を確定するまでには至っていません。
MVNOは、「Mobile Virtual Network Operator」の略称で、格安SIMを提供する事業者のことですが、現状では、直接、電話番号を割り当てることは出来ません。
基地局を持たず、キャリアから通信網を借りて営業するMVNO事業者は、現行の電波法では、電話番号が割り当てられないからです。
とは言え、現状でも、格安SIMの事業者と新規契約を結ぶと、新しい電話番号が発行されますよね。
実は、その新規の電話番号は、格安SIM事業者が、料金を払って、キャリアから借りる形で発行されています。
ですが、格安SIM事業者としても、電話番号の割り当てが合ったほうが、独自のサービスを展開しやすいので、060電話番号の導入も含め、制度の見直しが進められています。
解約された携帯の電話番号は、その電話番号が初発行されたキャリアで、一定期間を置いて、再利用されます。
解約された電話番号を永久欠番にしてしまうと、終いには、電話番号が足りなくなってしまうので、一定期間を置いて、リサイクルされる、というわけです。
解約された電話番号が再利用されるまでの期間は、時期や、キャリアの電話番号状況によっても違うようですが、短くて半年、長いと5年くらいのようです。
「一度、解約してしまった電話番号を、もう一度、復活させたい」と思うこともあるかもしれませんが、上記のような仕組みなので、再取得するのは、なかなか難しいのが現状です。
見たことない番号から着信があったり、知らない電話番号が、着信履歴に残っていた場合には、まずは、先頭の数字をチェックしてみましょう。
「0120」から始まる10桁の電話番号は、こちらから、その電話番号に電話をかけた場合には、通話料が無料になる電話番号です。
代表的なのがNTTコミュニケーションズが提供する「フリーダイヤル」ですが…
という名前で、同じく通話料が無料になるサービスを提供しています。
こちから電話をかけると通話料が無料になる電話番号なので、この番号からの電話は、ほとんどが企業からの電話です。
有名な企業が保有している場合は、Googleなどで、その電話番号を検索すると、どの企業が使っている電話番号なのか、わかることがあります。
「0800」から始まる電話番号も、「0120」と同じく、こちらから、その電話番号に電話をかけると、通話料が無料になる電話番号です。
いわゆる「フリーダイヤル」なので、こちらも、どこか会社や、組織からの電話の場合が、ほとんどです。
「0800」から始まる電話番号を採用している企業や組織には、例えば、以下のようなものがあります。
上記のように、有名どころが使っている場合もありますが、勧誘やセールスなどに使われる場合もあるので、怪しい電話番号の場合は、下記の
でチェックしてみるといいかもしれません。
電話番号の先頭が「+」からはじまってる場合は、海外からの電話です。
国際電話の場合、ワン切りして、着信履歴を残し、その電話番号に折り返してかけると、高額な通話料が発生する…という詐欺もあるので、要注意です。
海外からの電話に、思い当たる節がない場合は、安易にかけ直しなどをしない方が賢明です。
「ワン切り」とは、1回だけ呼び出し音を鳴らして、電話を切る行為を言います。
怪しい電話がかかって来たのだけど、電話番号を見ただけでは、どこからかかってきたのか、全くわからない場合もあるかと思います。
そんな時は、インターネットの「迷惑電話口コミサイト」を活用すると、発信元がわかる場合があります。
■主な迷惑電話口コミサイト
「迷惑電話口コミサイト」は、基本的に、電話を受けた人が、「その電話番号は、どんな業者だったか」を投稿することで運営されています。
なので、かかって来た電話番号で検索をかければ、過去に、その電話番号を受けた人の口コミ投稿を探すことが出来る言うわけです。
口コミ投稿なので、100%正しい情報だとは思い込まず、例えば、同じような投稿がたくさんあれば、その可能性が高まる、ぐらいの意識でチェックしていくといいかもしれません。
同じ番号から、何度も電話があり、迷惑電話に深刻に困っている場合は、警察に相談できる「#9110」番もあります。
全国共通 警察の相談窓口「#9110」番について(政府広報オンライン)