ワイモバイルは、電話番号を2つ持てますか?
ワイモバイルでは、回線契約を追加すれば、電話番号を2つ持つことが出来ます。
携帯電話は、通常、音声契約1回線に付き、ひとつの電話番号なので、2回線契約すれば、電話番号は2つになります。
ワイモバイルでは、個人が同一名義で契約できる回線数の上限は、以下のようになっています。
- 通信契約:5回線まで
- 音声契約:5回線まで
通信契約は、Pocket WiFiなどのデータ通信のみなので、通話できる電話番号はありません。
スマートフォンやケータイなどで通話できる音声契約の上限は、5回線になっているので、同一名義では、5つまで電話番号を増やすことが出来るというわけです。
電話番号を5つまで増やせるということは、個人と仕事で、電話番号を使い分けたりするのはもちろん、家族の分の電話番号を追加したりすることも出来ます。
以下に、ワイモバイルで、複数回線を申し込む時の方法をまとめました。
また、ワイモバイルでは、複数回線を契約すると、2回線目からの月額料金が安くなる割引もやってます。
ワイモバイルでの複数回線の申し込み方法
ワイモバイル回線への申し込みは「ワイモバイルショップ」と呼ばれる店舗のほか、オンラインでも申し込めるようになっています。
店舗では複数回線の同時申し込みができる
店舗で、回線契約をする場合は、一度に複数回線の申し込みが可能です。
ワイモバイルショップで、同時に申し込める回線数の上限は、支払い方法により決まっていて、表にまとめると、以下のようになります。
支払い方法 | 新規契約 | MNP |
---|---|---|
クレジットカード払い | 5回線 | 5回線 |
口座振替 | 2回線 | 5回線 |
店舗では、一度に複数回線の契約ができるものの、人が対応する分、1回線ごとに、契約事務手数料(3,300円)がかかります。
オンラインでは、契約事務手数料が無料
ワイモバイルのオンラインストアでは、複数回線の同時契約は出来ないものの、契約事務手数料は無料です。
同時申し込みは出来ないので、例えば、電話番号を2つ使いたくて、2回線を契約する場合は、1回線目の申し込みを終えてから、2回線目の申し込みをすることになります。
すでに、ワイモバイルで1回線保有している場合は、同じアカウントで、追加回線の申し込みが可能です。
上記のように、ネット経由で申し込む場合は、基本的に、1回線ずつの契約になるのですが、2回線目以降の利用者が、本人じゃなく、家族の場合は、ネットでも、同時申し込みが可能です。
複数回線を契約した場合の割引
ワイモバイルで、複数回線の契約をする場合は、2回線目から、家族割に申し込めます。
家族割は、追加した2回線目以降の月額料金が、1,188円(税込)割引になるサービスです。
家族割が適用されれば、1回線目は、通常料金のままですが、2回線目から、契約した料金プランの月額料金から、1,188円(税込)割引になります。
ワイモバイルのスマートフォン向けの料金プランは…
- シンプルS(データ通信 月間3ギガ)
- シンプルM(データ通信 月間15ギガ)
- シンプルL(データ通信 月間20ギガ)
の3タイプなので、割引後の2回線目の月額料金とともに、表にまとめてみると、以下のようになります。
料金プラン名 |
1回線目 |
2回線目以降 |
---|---|---|
シンプルS(3G) | 2,178円 | 990円 |
シンプルM(15G) | 3,278円 | 2,090円 |
シンプルL(20G) | 4,158円 | 2,970円 |
(金額は税込 2022年10月1日現在)
料金プランの組み合わせは自由なので、例えば、1回線目は「シンプルM」で契約して、2回線目は「シンプルS」で契約する、といったことも可能です。
家族割は、基本的には、主回線(1回線目)に加えて、副回線(2回線目〜)で、家族の回線を増やす時に申し込めるサービスですが、
電話番号を増やすために、自分のための副回線を契約する場合にも、申し込めます。
スマホ1台で2つの電話番号を使いたい
電話番号を2つ取得して使う場合、スマホを2台持ちするほかに、スマホ1台で2つの電話番号を運用する方法もあります。
回線契約をすると、SIMカードが発行されるわけですが、最近では、1台のスマートフォンに、2枚のSIMカードを入れて運用できるタイプもあります。
1台のスマホに、SIMカードが2枚入るタイプは「デュアルSIM対応」のスマートフォンと呼ばれています。
今使っているスマートフォンが「デュアルSIM対応」じゃない場合は、買い換える必要が出て来ますが、
「スマホ2台持ちじゃなく、1台がいいな」
という場合は「デュアルSIM対応」の機種をチェックしてみて下さい。
以下の記事では、デュアルSIMのメリット、デメリットのほか、今現在の人気機種も紹介しています。
また、アップルの iPhone の場合、iPhone XS、XR以降は、nano SIM に加えて、eSIM も搭載しています。
nano SIM は、カード型の SIM ですが、eSIM は、スマホ本体内蔵型の SIM で、回線の契約情報などを書き込んで使うタイプです。
ワイモバイルの音声プランは、eSIM にも対応しているので、XS、XR以降の iPhone であれば、eSIM で回線契約をして、電話番号を増やすことも可能です。
1台の iPhone で、2つの電話番号を使う場合については、以下の記事に、より詳しく、まとめてあります。
ワイモバイルで、回線の支払いを分けるには?
ワイモバイルで、電話番号を2つ使うために、回線を追加すると、通常、支払いは、2回線分まとめて支払うことになります。
ですが、例えば、1回線は仕事用、もう1回線は個人用で使ったりしている場合には、回線ごとに支払いを分けたいこともあると思います。
複数回線の一括請求の分割は、ワイモバイルショップで受け付けています。
Q.複数回線一括請求になっているのを分割させる方法を教えてください。
A.
請求先の分割の手続きはワイモバイルショップにて受付しております。 必要書類を持参の上、ご来店ください。
契約者本人が、ワイモバイルショップへ手続きに行く場合は、
- 契約者本人の確認書類
- 印鑑
- クレジットカードまたはキャッシュカード
が必要です。
契約者以外の家族が、ワイモバイルショップへ手続きに行く場合には、上記に加えて、委任状や家族確認書類なども必要になって来ます。
回線を追加しないで、電話番号を2つにしたい
ワイモバイルの回線を追加しないで、電話番号を2つに増やしたい場合には、「050アプリ」を使う方法があります。
「050アプリ」は、スマートフォンにインストールして、所定の手続きをすると、そのスマートフォンで、050から始まる電話番号が使えるようになるアプリです。
050から始まる電話番号と、050アプリについては、以下の記事にまとめてあるので、詳しくは、こちらを参照して下さい。
「050アプリ」は、インストールするスマホの機種やOSが、そのアプリに対応している必要があります。