新品や中古で買ったり、あるいは、誰かからもらったりしたiPhoneに、自分の電話番号を作るには、どうしたらいいのでしょうか?
手に入れたばかりで、まだ、インターネットに繋がる環境にない iPhone に、初めて電話番号を作るには…
のが一般的で、基本的には、iPhone に、無料で自分の電話番号を作る方法はありません。
通信会社の料金プランに申し込んで取得できる電話番号は、090、080、070のいずれかから始まる「いわゆる携帯電話」の電話番号です。
これらの電話番号では、SMS(ショートメッセージ)も使えるので、SMSを使った本人確認(SMS認証)も可能です。
以下では、iPhoneに、音声通話はもちろん、SMS認証も可能な電話番号を作る時の流れや料金、注意点などをまとめました。
なお、この記事の最後の方には、「無料で作れる」と案内されることの多い050から始まる電話番号についても解説しているので、気になる方は、目次から飛んでご覧下さい。
iPhone に、音声通話とSMS認証ができる電話番号を作る時には、通信会社が提供する料金プランの中から、どれかを選んで申し込むことになります。
通信会社の料金プランに申し込むと、電話番号や契約情報が記録された「SIMカード」が発行されるので、それを、手持ちの iPhone に装着して、開通手続きをすれば、電話番号が使えるようになります。
Apple の iPhoneシリーズは、時代とともに、SIMカードのサイズが、だんだん小さくなっています。
歴代の iPhone を、SIMカードのサイズ別にまとめてみると、以下のようになります。
上記のように、iPhone シリーズのSIMカードは、時代によってサイズが違うので、通信会社の料金プランを申し込む時には、基本的には、あなたの iPhone に合うサイズのSIMカードを選ぶ必要があります。
ですが、最近では、どのサイズのSIMカードを選んだとしても、下記のような「マルチカットSIM」を発行する電話会社も多くなって来ました。
「マルチカットSIM」は、線で切り抜くことにより、3種類、どのサイズのSIMとしても使えるタイプのSIMカードです。
iPhone シリーズでは、iPhone XR 以降の以下の機種では、物理的な「SIMカード」に加えて、本体内蔵型の「eSIM」も搭載されるようになりました。
eSIM搭載の iPhone なら、音声通話ができる「eSIM対応の料金プラン」を選ぶことにより、「eSIM」でも電話番号を作ることが出来ます。
eSIMで、電話番号を作る場合は、SIMカードを挿入する代わりに、プロファイルと呼ばれる契約情報をダウンロードして設定すれば、電話番号が使えるようになります。
SIMカードの場合でも、eSIMの場合でも、電話番号を使えるようにするための初期設定の具体的なやり方は、料金プランを申し込んだ通信会社より案内があります。
iPhone に、電話番号を作るために、通信会社の料金プランに申し込むと、まずは、3,000円〜4,000円くらいの初期費用がかかります。
初期費用は、最初に1回だけかかる費用のことで、契約事務手数料やSIM発行手数料などがあります。
キャリアのオンライン専用の料金プランなど、初期費用が無料の料金プランもあります。
また、申し込む時期によっては、通信会社のキャンペーンで初期費用が半額になっている場合もあります。
電話を使っても使わなくても、月々最低限支払わなければならないのが月額料金(月額基本料)です。
月額料金は、高速データ通信量と連動していて、1ヶ月に使える高速データ通信量が多くなるほど、月額料金が高くなる傾向にあります。
高速データ通信量とは、iPhone をインターネットに接続して、高速で送受信できるデータ量のことです。
データ量の単位は、GB(ギガバイト)で表示されることが多く、通信会社の料金プランでは、月間1GB使えるコースが月額いくら、月間3GB使えるコースが月額いくら、などと提示されています。
要は、1ヶ月で使える高速データ通信量が多いほど、iPhoneを、たくさんネットに繋いで、ゲームをしたり、YouTubeを見たりできるものの、その分、月額料金は高くなる、というわけです。
iPhone に電話番号を作っても、相手からの電話を受けるだけなら、通話料はかかりません。
通話料は、こちらから、フリーダイヤル以外の電話番号に電話をかけた時にかかってくる料金です。
料金は、通信会社により変わってきますが、音声通話30秒で9円〜22円くらいの値段幅になっています。
また、月に、たくさん電話をする人向けでは、例えば「プラス月額500円で、5分以内の電話はかけ放題」というようなオプションを提供している会社もあります。
さらに、楽天モバイルでは、ナビダイヤルなど特定の電話番号を除き「国内通話は、専用のアプリを使えば無料」というサービスを展開しています。
iPhone に、電話番号を作る時に申し込む料金プランを提供している通信会社は、大きく分類すると、キャリアと格安SIMに分けられます。
キャリアは、自ら通信設備を持ち運営している通信会社のことで、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどが挙げられます。
格安SIMは、自らは通信設備は持たず、キャリアから回線を借りてサービスを提供している通信会社のことで、おおむね通話料などは、キャリアよりも、安い料金設定になっています。
月額料金も、以前は、格安SIMの方が、キャリアよりも、圧倒的に安かったのですが、最近は、キャリアもオンライン専用プランなど、安い料金プランを提供し始めたので、その差は縮まって来ています。
なお、iPhoneでネットに繋いで何かをする時のデータ通信は、キャリアの回線の方が速いことが多いですが、音声通話は、キャリアも格安SIMも品質は変わりません。
ここでは、キャリアと格安SIMの数ある料金プランの中から、月額1,000円以下くらいで使っていける料金プランをまとめました。
4大キャリアのひとつ au が、オンライン申し込み専用の料金プランとして提供しているのが「povo2.0」です。
料金プラン名 | povo2.0 |
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月額料金 | 0円 (必要なサービスは、その都度購入) |
高速データ通信 |
なし |
初期費用 | 無料 |
通話料 | 30秒:22円 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応端末 | povo2.0 の対応端末について |
契約できる年齢 | 13歳以上 (ただし、未成年の場合は、親権者の同意が必要) |
月額料金は、基本0円で、高速データ通信など、必要なサービスは、その都度購入する、という形式の他ではあまりない料金プランです。
24時間高速データ使い放題(330円)や、7日間1GBデータ追加(390円)など、購入できるサービスは「トッピング」と呼ばれています。
初期費用が無料で、月額料金も0円なので、無料で電話番号を作って維持していけるようにも思いますが、「povo2.0」では、180日間、なにもサービスの利用がないと、利用停止予告のメールが届きます。
利用停止予告メールには、利用停止予定日が記載されているので、その日までに、何かしらのトッピングを購入しないと利用停止になります。
なので、継続して電話番号を使っていくためには、180日に一回は何かしらのサービスを購入していかなければいけません。
とは言え、トッピングは、数百円からあるので、半年に1回数百円の購入で、iPhone の電話番号を維持していけることになります。
4大キャリアの中では、一番のシェアを誇るドコモが、2023年7月1日から始めた料金プランが「irumo」です。
「irumo」では、月間データ通信量により、月額料金が決められていますが、各種割引なしだと、月額1,000円以下で使っていけるは、以下の月間0.5GBコースです。
料金プラン名 | irumo 0.5GBプラン |
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月額料金 | 550円 |
データ通信 | 0.5GB(最大3Mbps) |
初期費用 | 契約事務手数料:3,850円(ドコモショップで申し込んだ場合) 契約事務手数料:無料(オンラインで申し込んだ場合) |
通話料 | 30秒:22円 |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード |
対応端末 | irumo の対応機種について |
契約できる年齢 | 18歳以上 (18歳未満は親名義での契約は可能) |
月間0.5GBは、例えば、720p(HD画質)のYouTube動画を、30分程度見られるデータ容量です。
最大3Mbpsの通信速度は、オンラインゲームだと通信速度が足りないことがあるかもしれませんが、YouTubeを見るには問題ないぐらいの通信速度です。
初期費用としてかかる契約事務手数料は、ドコモショップ(店舗)で申し込んだ場合は3,850円ですが、オンラインで申し込んだ場合は無料です。
4大キャリアの一つであるソフトバンクが、オンライン専用で提供している料金プランが「LINEMO」です。
料金プラン名 | LINEMO ミニプラン |
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月額料金 | 990円 |
高速データ通信 | 3GB |
初期費用 | 0円 |
通話料 | 30秒:22円 |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード |
対応端末 | LINEMO の対応機種について |
契約できる年齢 | 18歳以上 (18歳未満は使用者としての登録は可能) |
月間で使える高速データ通信は、3GBですが、LINEのトークやビデオ通話は、データ通信としてカウントされないので、ギガが減りません。
2019年にキャリアになった楽天モバイルが提供しているのが「Rakuten 最強プラン」です。
料金プラン名 | Rakuten 最強プラン |
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月額料金 | 1,078円〜3,278円 |
高速データ通信 | 3GB〜無制限 |
初期費用 | 0円 |
通話料 | 30秒:22円 Rakuten Linkアプリを使えば国内通話は無料 |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード 楽天ポイントでの支払いも可能 |
対応端末 | 楽天モバイルの対応機種について |
契約できる年齢 | 0歳以上 (18歳未満は保護者の確認が必要) |
月間で使った高速データ通信量が多くなるほど、月額料金が高くなっていくタイプの料金プランですが、月間3GBまでなら、月額料金は、1,078円です。
月額料金は、1,000円を少し超えてしまうものの、楽天モバイルには、「Rakuten Link」という専用の電話アプリがあり、これを通して電話をかければ、国内通話が無料になります。
他社の料金プランでは、「いつでも通話し放題」は、月額1,000円以上する別料金で提供されているので、それを考えると、「月間3GBまでデータ通信が出来て、国内通話がし放題で、月額1,078円」というのは、電話をよくする人にとっては、お得な料金設定とも言えます。
日本で初めてインターネット接続業者として創業した「株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)」が運営している格安SIMが、IIJmio(アイアイジェイミオ)です。
IIJmio の電話番号がある料金プランで、月額料金が一番安いのは、以下の「月間データ通信2GB」のコースです。
料金プラン名 | 音声SIM 2ギガプラン または 音声eSIM 2ギガプラン |
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月額料金 | 850円 |
高速データ通信 | 2GB |
初期費用 | 3,300円 SIMカード発行手数料:433.4円(ドコモ回線) SIMカード発行手数料:446.6円(au回線) eSIMプロファイル発行手数料:220円 |
通話料 | 30秒:11円 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応端末 | IIJmio の対応機種について |
契約できる年齢 | 18歳以上 |
IIJmio が対応しているiPhoneは、最新機種はもちろんのこと、iPhone3GS、iPhone4、iPhone5など、わりと古い機種でも、動作確認が取れているのが特徴的です。
詳しくは、IIJmio の動作確認端末 一覧で、ご確認下さい。
関西電力のグループ企業のひとつである「株式会社オプテージ」が運営している格安SIMが、mineo(マイネオ)です。
mineo には、通信速度を落として、データ通信が使い放題になる「マイそく」という料金プランがあります。
「マイそく」の月額料金は、最大通信速度により決まっていて、速度が遅くなるほど、月額料金が安い料金プランが用意されています。
中でも、月額料金が一番安い料金プランは、「マイそくのスーパーライト」で、月額は250円です。
最大通信速度は、32kbpsの超低速なので、インターネットは、メールやLINE のトークくらいにしか使えませんが、電話番号があり、電話回線を使う音声通話は、普通に出来ます。
料金プラン名 | マイそく スーパーライト(デュアルタイプ) |
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月額料金 | 250円 |
高速データ通信 | なし 最大32kbpsの低速では通信可能 |
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 SIMカード発行料:440円 eSIMプロファイル発行料:440円 |
通話料 | 30秒:22円 専用アプリ「mineoでんわ」からの発信は30秒:10円 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード 口座振替 |
対応端末 | mineo の動作確認済み端末検索 |
契約できる年齢 | 18歳以上 (18歳未満は利用者としての登録は可能) |
mineo の動作確認済端末の検索ページは、キーワード検索が出来るようになっているので、手持ちの iPhone に対応してるかどうかは、機種名を入力して、検索をかけてみて下さい。
なお、mineo で、電話番号があり、音声通話が出来る料金プランは「デュアルタイプ」と呼ばれています。
もうひとつの「シングルタイプ」の方は、インターネットをするためのデータ通信のみなので、電話番号はありません。
旅行業者の「エイチ・アイ・エス」と、格安SIMの先駆け的な会社の「日本通信」が、合弁会社として立ち上げたのが「HISモバイル」です。
「HISモバイル」で、一番安く電話番号を作って維持できる料金プランは、以下の「自由自在プラン」の1GBコースです。
料金プラン名 | 自由自在プラン 1GB |
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月額料金 | 550円 データ通信が月間100MB未満の場合:月額290円 |
高速データ通信 | 1GB |
初期費用 | 3,300円 |
通話料 | 30秒:9円 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応端末 | HISモバイル の対応機種について |
契約できる年齢 | 18歳以上 |
「自由自在プラン」の1GBコースは、月額550円ですが、データ通信が月間100MB未満なら、月額が290円になります。
対応している iPhone の機種は、iPhone 6S 以降で、ドコモと楽天モバイルから購入した iPhone以外は、SIMロック解除が必要です。
iPhone の修理事業を行っている「株式会社ギア」が運営している格安SIMが、RepairSIM(リペアSIM)です。
RepairSIM の「バリューS」という料金プランでは、データ通信が月間3GBまで使えて、月額料金が980円になっています。
料金プラン名 | バリューS(データ音声通話) |
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月額料金 | 980円 |
高速データ通信 | 3GB |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIMカード準備金(Dプラン):422円 SIMカード準備金(Sプラン):433円 |
通話料 | 30秒:22円 「リペアSIMでんわ」アプリからの発信は30秒:10円 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応端末 | RepairSIM の動作確認済端末 |
契約できる年齢 | 18歳以上 |
「iPhone修理アイサポ」を、全国で300店以上の展開している会社だけあって、リペアSIMの利用者は、iPhoneの修理代金が、いつでも10%OFFになります。
iPhone で、電話番号を作るために、初めて、通信会社の料金プランに申し込む時には、いろいろとわからないことも出て来ることと思います。
以下では、料金プランを申し込む前に、知っておきたい注意点などをまとめました。
通信会社が提供している料金プランには、データ通信専用の料金プランもあります。
データ通信専用のプランは、インターネットに接続して、YouTubeを見たり、X(旧Twitter)を見たり、ゲームをしたりする専用のプランです。
インターネットに繋いでのデータ通信のみなので、LINE の音声通話のように、インターネット回線を使う音声通話は出来ますが、電話回線を使う音声通話は出来ず、電話番号もありません。
そのため、090、080、070から始まる電話番号が欲しい場合には、音声通話に対応した料金プランを選ぶようにしましょう。
090、080、070から始まる電話番号は、電話回線を使うので、SMS(ショートメッセージ)も使用でき、本人確認のためのSMS認証も使えます。
料金プランの申し込みを進めていくと、「MNP予約番号」が出て来ることがあるかもしれません。
MNPとは、「Mobile Number Portability」(モバイルナンバーポータビリティー)のことで、すでに、電話番号を持っている人が、同じ番号で、通信会社を乗り換える時に必要になってくる予約番号のことです。
新規で、初めて電話番号を取得する際には、MNP予約番号は関係なく、特に入力する必要はありません。
どの通信会社でも、料金プランへのオンラインでの申し込みは、本人を確認できる書類が必要です。
通信会社により利用できる本人確認書類は変わってきますが、運転免許証やマイナンバーカード(個人番号カード)は、ほとんどの通信会社で使えます。
具体的に、どの書類が本人確認に使えるかについては、申し込み手続きを進めていく中で、詳しい記載があるページに案内されますので、そちらでご確認下さい。
中古で iPhone を購入した場合など、電話番号を作りたいと思っている iPhone に「SIMロック」がかかっていることがあります。
「SIMロック」は、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアが、iPhoneを販売する時に、他キャリアに使われないようにするためにかけていたロックです。
iPhone に「SIMロック」がかかっていると、例えば、ドコモから購入した iPhoneに、ソフトバンクのSIMカードを挿したとしても、上手く動作しませんでした。
これは、日本だけの独自の仕組みで、2021年10月1日には、総務省が「SIMロック」を原則禁止する方針を打ち出しています。
なので、最近では、キャリアが販売する iPhone であっても、SIMロックがかかっていることはなくなりました。
ただし、「SIMロック」を原則禁止する以前に、キャリアから販売されていた iPhone だと、まだ「SIMロック」がかかっている場合もある、というわけです。
キャリア同士だけじゃなく、格安SIMの料金プランでも、「SIMロック」がかかっている iPhone だと、上手く動作しない場合があります。
その場合は、「SIMロックがかかっている場合は、事前に解除が必要です」との注意書きとともに、SIMロックの解除方法も案内されますので、申し込み時に、通信会社のページをよくご確認下さい。
iOS14 以降を搭載している iPhone なら、歯車アイコンの「設定」から、SIMロックがかかっているかどうかを確認することが出来ます。
まず、設定を開いたら、下にスクロールして「一般」の項目をタップします。
一般の画面には「情報」の項目があるので、今度はそれをタップします。
情報画面を、下にスクロールしながら見ていくと「SIMのロック」の項目があります。
そこに、「SIMロックなし」と書いてあれば、SIMロックはかかっていません。
逆に、SIMロックがかかっている場合は、「SIMロックあり」と書いてあります。
2019年頃までは、キャリアで回線契約を結んで、2年以内に解約すると、1万円前後の解約金が発生する「いわゆる2年縛り」がありました。
ところが、2019年10月に「改正電気通信事業法」が施行、さらに、総務省の要請などもあって、こうした2年縛りや、解約時の違約金などは、撤廃される方向へ向かいました。
現在では、最低使用期間の規定はなし、解約時の違約金もなしのところがほとんどになっています。
ただし、キャリアの料金プランを中心に、あまりにも短期で解約する場合は、ブラックリスト入りする場合もあるようです。
どれぐらいの期間で解約するとブラックリストに入るのかは、明示されていませんが、ブラックリスト入りを回避するには、少なくとも半年くらいは、契約を継続した方が良さそうです。
ブラックリストに載ると、次回、契約しようとした時に、審査に落ちて、契約しにくくなります。
明文化されていないルールではありますが、短期解約はリスクもある、ということは、頭に入れておいてもいいかもしれません。
050から始まる電話番号は、インターネット回線を使うIP電話の電話番号です。
以前は、無料で、050から始まる電話番号を作れるアプリもありましたが、現在は、新規受け付けが中止になったり、有料化されたりしています。
050から始まる電話番号を取得するのに、具体的に、どんなアプリがあるのか、については、別ページで詳しく紹介しているので、気になる方は、以下もどうぞ。
上記の別ページでも説明していますが、そもそも、050から始まる電話番号は、インターネット回線を使うので、どちらかと言うと、すでに、回線契約があり、インターネットにも繋がっている iPhone のサブの番号として向いている電話番号です。
もしくは、例えば「自宅にWi-Fiがあり、iPhone でインターネットは見れるのだけれど、音声通話のできる電話番号も欲しい」というような状況があるとしたら、このような時にも、050から始まる電話番号は使えます。
とにかく、インターネット回線を使う電話なので、ネットに繋がっている状態なら使えるけれど、ネットに繋がっていないなら使えない、という制約のある電話番号です。
なお、050から始まる電話番号では、SMS(ショートメッセージ)は使えないので、SMS認証は出来ません。